この話に至るまでを知りたい方はこちらをお読み下さい。

最初に言っておきますが、今回の小説はです。
ぬるいながらも情事のシーンが存在します。
苦手な方は、BACKして下さい。
それでは、ドウゾお読みください。



























本当にいいんですね?
出来るなら、精神年齢18歳以上で
お願いします。




















たいしたものではないですので
期待しすぎのないように
お願いします。




では、


どうぞ。

















壊れてしまえばいいのに

貴方が言うのなら

すべてを貴方にさしだすのに

壊れるのか

壊すのか

それを決めるのは

貴方だけ


【 君は戦闘と共に in スレシカ編 】


「・・・っあ !」

里の人間はもちろん忍のごく一部ほどの人間しか立ち入らない場所がある。正確に言うならば、立ち入れない場所。妖の森の中ほどにある社とも家とも言えるものがある。そこは、素のナルトの家であり、隠れ家である。普段は、素であろうと仮面であろうと三代目が用意した住居にいる。
そこに、ナルトがいるのはとても特別であり、稀である。

「...ナル、可愛いな」

この場所は、ナルトの支配下に置かれた妖がナルトを守る。もちろん、ナルトの恋人であるシカマルも同様である。そこに、いたのはただ気まぐれやそのような物ではない。最初からココに来る事は仕組まれていた。素のナルトの頭脳さえも凌駕するシカマルによって。

「だ ・・ゃ 」

ナルトが受けている快楽によっての責苦を、ナルト自身はこの様なことになった理由が分かっていない。ただ、いつものように、下忍の“うずまきナルト”としてでなく、暗部の“蒼月”として任務を終えて自身の住居に戻ってみるといるはずのシカマルがいなかった。だから、探していて最後の場所であり最初の場所に着いたと思ったら、押し倒されていた。
もちろん、二人の関係上そういった行為をした事もある。しかし、このように突然なことは一度たりとも無かったのである。だから、ナルトは対応に遅れ現在となっているのである。

「ナキガオモイイナ」

そう言って、シカマルはナルトを見ていた。ベッドの上には、青鈍色に蘇芳色の曼珠沙華の模様がはいった浴衣を纏っているだけに等しい格好でナルトが横たわっていた。手足は拘束具によって動きを制限されている。ある程度の余裕はあるが逃げることは不可能なレベルで、である。
反対にシカマルはただ、ナルトを観賞していた。ベッドから程近い所にある壁にもたれかかりナルトを見続けている。こちらは漆黒色に銀鼠色の萩の模様が入った浴衣を赤錆色の帯できっちりと着ている。

「な・・・んで ?」

ナルトは額にうっすらと汗をかき頬を上気させてシカマルをみた。それは、保護欲よりも征服欲をかきたてられるものでシカマルは渦巻く衝動を吐き出しそうになる。

「ナルがオレのだって言う事を、忘れないため...」

「・・・っ ぁ・・?」

そう言うのが精一杯なのだ、ナルト自身が悪くない事はわかっている。自身の中でも制御しきれないほどの感情が渦巻いてしまっているのだ。
普段は、本当にナルトを傷つけるような事をシカマルはしない。そう言う考えすら出てこないはずだ。しかし、どうしても止まらない時もある。


嫉妬


それが、今の行為を引き起こすモノ。

「キモチイイだろ?」

クツクツとシカマルは嗤いながらナルトに問う。ソレが何を聞いているのかを察したナルトは紅かった顔をさらに紅くして首を振ることで否定しようとする。首を振ると目じりにたまっていた涙がナルトの頬をつたいベッドのシーツへと落ちる。

「薬、きかねぇかと思ったんだがそーでもねぇな」

そう言って、シカマルはじっとナルトを見る。
シカマルは、色の任務で使う薬に少しばかり手を加えたものをナルトに飲ましたのだ。もちろん、ナルトは少し含んだだけで吐き出したのだが、少量でも効果は絶大だった。そこからは、もう動けないくらいの欲求がナルトの体を駆け巡っていた。

「それに、それも美味そうにしてるし...」

シカマルが言ったモノは、いわゆる大人の玩具である。ソレはアナル専用の細身のバイブで先程からナルトのアナルを犯していた。微弱な振動で蠢いているがイクことが出来ないものである。それによる責苦は木の葉の最強暗部であろうと耐えるのは必死である。もちろん、ナルト自身がこういったものにたいする免疫が少ない事も多少なり影響してはいるが。

「シカ・・・なぜ です・・・」

もどかしい機械による愛撫。しかし、理性を侵食するにはことたりるレベル。本能は、自身の慾に忠実になればいいと囁くがそれを聞かぬようにする。それを見てシカマルはほの暗い笑みを浮べる。

「なぁ、なんで今日の任務を受けたんだ?」

「 ぁ・・・?」

忍には任務を選ぶ権利はない、依頼されまわってこれば拒否する事を申し出る事すら稀である。そのことは、同様に素では暗部をしているシカマルもわかっているはずである。それを分かっていての質問、ただ理性より感情が先立ってしまっていた。それくらいにシカマルはいろいろな意味でいっぱいだった。

「あんな任務断ればよかったんだ」

あんな任務とは先程終った任務である。“W.Dで暴走する人間を止める”と言うものである。もちろんこれは、ナルト大好き人間による暴走であるからナルトが止めなければ意味を成さないのである。それに、この任務を依頼したのは火影自身であるから、断るのも難しい。ナルト自身は意識していないが、火影による願いは甘受してしまうう節がある。大切な人間だからといえばそうであるが、家族がいないナルトの唯一の家族に似たモノだから。それはシカマルにもわかる。だから、よけいに嫌になる。

自分が

すべてが


「シカぁ ・・・んっ 」

甘く艶のある自分を呼ぶ声にシカマルは目を細め笑い、ナルトへて近づく。



ギシッ



と言う音と共にナルトの顔の横にシカマルは手を突きナルトの顔を見つめる。

「なぁ、なんで受けたんだ?」

そう問いながらナルトのモノを弄りはじめる。それに敏感に感じるナルトは背を反らしながらないた。

「・・・ぁ んっ・・・忍に っ 拒否権は・・・ない ですから」

そう答えるので精一杯だった。

「お前に、そんなの関係ねぇーだろ」

「・・・なにが っ ですか・・・?」

「それは・・・!」

門答を繰り返しながらナルトは頭の中で思考をしていた。何故、この様なことになったのか。先程からのシカマルの言動から、ナルト自身が任務を受け行なった事にあるように感じる。だが、何時もシカマルとナルトが同じ任務をするわけではない。基本的に、暗殺戦術特殊部隊こと通称暗部はツーマンセルで行なうのが基本である。しかしながら、今回受けた物はナルト一人の個人任務で内容もそのような内容であるためシカマルが言う事に疑問を感じ得ないとナルトは一人思う。
身体は火照り快楽に翻弄されながらも頭は意外なほど冷静にすべてを見ていた。思考の中、導き出したこの状態からの打開策としては、シカマルを落ち着かせ全ての気持ちを聞きだすこと。そう決めれば後は簡単である。暗部でトップのナルトである、暗殺以外のスキルも他者を寄せ付けないレベルであった。頭脳だけはシカマルに劣るが、他は基本的にナルトの方が優勢である。だからこそ出来ることであって、シカマルよりレベルの低い忍ではまず出来ない方法。


尋問


勿論普通の尋問とは訳が違う。強い言い回しや脅しを使って自白させるわけではない。ソレよりも少しばかりレベルの高い物で、一部、医療忍術として使われる精神的に疲れてしまった人間に効果的なものである。もちろん、それをナルトがオリジナルにした術である。
それを使うためにナルトは少し目をとじ、息を整える。快楽を抑える呼吸をし次にソレ専用の呼吸をしだす。ソレと同時に目をあけシカマルをまっすぐに見つめる。


「しーが思っていることを教えて下さい」


ナルトのその声と見つめられた目に囚われたら最後、逆らう事は出来ない。全ての主導権はナルトを中心となる。


「俺が、思ってること...?」

「はい、しーが思っていることです」

ナルトの特殊な声は、シカマルの激情を溶かし始め固まりすぎた思考をほどいていく。

「俺は、あの任務をして欲しくなかったんだ。」

「今日の任務をですか」

「そう、して欲しくなかった。あんな任務をしないで欲しかった。」

「どうしてですか?」

「あの任務をする時間があるなら、俺といて欲しかったんだ。」


秘めていた思いとも想いとも言い表せないモノが言葉となってシカマルの中から出てくる。


「そうですか」

「あんな奴等をとめるために時間を割く必要なんて無いんだ」

「そうなのですか」

「何時も、自分を大切にして欲しいんだ!」

「ありがとうございます」

「何時も不安なんだ...いつかなるが俺から離れるんじゃないかって」

「離れませんよ?」


シカマルは、言葉と共に音も無く涙を零していた。


「ごめん...こんな事がしたかったんじゃない」

「わかってます」

「ただ、抑えられなかったんだ...」

「わかっています」

「本当に...ごめんな」

「いいんですよ・・・っ」

「...っ!」


ナルトの呼吸が乱れた瞬間にシカマルは自分のしたことを冷静に見て息を呑んだ。そんなシカマルをナルトは安堵したように見つめ、自身の内から沸いてくる快楽に飲み込まれそうになっていた。そんなナルトをみたシカマルはナルトから放れようとした...が、それは叶わなかった。


パシッ


ナルトがシカマルの腕を掴んだからだ。それを感じシカマルは身を放すことが出来なくなり、どうしようかと戸惑う。どう考えても今回の出来事でナルトに精神的に追い詰めているであろう自分が近くにいては、ナルトを追い詰めることを続けているに他ならないと考えたのだ。


「・・・いかないで・・・ください・・」

「え...」


快楽を抑えようと必死な濡れた甘い声。紅い唇に涙で潤んだ蒼い目。そして、薄い桃色に上気した頬と肢体。どれもが、今のシカマルの理性を追い詰める。しかし、責任は取らなくてはいけない。ナルトがシカマルを求めているのならば、答える事が必要である。


「・・・っ・・・ん  」

「ナル...」

「そ んな・・顔しないで 下さい・・っ」

「ごめん...」

「い・・・いんで す  」


シカマルは苦しそうに顔を歪め、反対にナルトは柔らかに微笑んでシカマルを見る。


「だけど...!」

「しか・・・つづき して・・・///」

「・・・っ!」

「おねがい です・・・はやくっ」


シカマルは、数瞬の間停止していた頭を動かした。


「...いいんだな?」

「・・・ん///」


シカマルはナルトの返答を聞かずしてナルトの中を最初から犯していた玩具を抜き出した。シカマルはいまだ動き続ける玩具のスイッチを止め、それをベッドの下に落とした。


「...取り合えず、イクか?」


シカマルの問いにナルトはコクコクと肯いて答えた。ナルトの頷きに答えるようにシカマルはナルト自身に手をかけた。


「・・・ぁ ん・・ふぁ  ゃあぁァァっ 」


シカマルがナルト自身を手にかけてすぐにナルトは絶頂をむかえた。


「 はやかったな。」

「・・・っは・・・」

「俺、ちょっと向こういってから、なるは休んでていいからな?」


ナルトが浅く呼吸をしている間にこの部屋から出て行こうとしたシカマルだが、またも出来なかった。服の裾をナルトが掴んでいたために。


「なぜ・・・で す」

「いや...あのな...」

「しか この状態の私を置いていくのですか?」


ナルトは一度イクことができたが、シカマルに盛られた薬の影響か未だに体内で快楽の火が燻ぶっていた。ナルトもシカマルも性的欲求は淡白な方なため、この様なことにはならない。もしかしたら、ナルトだけが淡白でありシカマルはそれに合わせていただけかもしれないが、取り合えずに置いて、ナルトから誘うなど今までなかったのである。


「...」

「しかが欲しい・・・///」

「...っ」


微かに頬を染めながらしかし、シカマルの目をみて言われれば答えるしかないだろう。―――据え膳食わねばなんとかっていうよな―――


「良いのかよ?」

「・・・はい ッ」


ナルトの肯定の言葉を聞くと同時にシカマルはナルトの唇に自分のそれと合わせた。
最初は、柔らかな触れるだけのモノだったのが少しずつ深く濃厚なモノへとなってく。


「・・・ッ はぅ ん・・・」


シカマルは、キスをしながらもナルトの体への愛撫を忘れずにほどこしていく。うなじから頬へそして肩をつたい胸の飾りを弄り細い腰をなで最後には玩具が入っていた場所に指をイレル。一本入れて中を探るように弄る。


「...アツイ なるのナカ」

「・・・いわ・・ないで///」


シカマル自身、自分の発する言葉一つ一つに反応するナルトが可愛くて、つい過剰に言葉で羞恥心を煽ってしまう。








「・・・ァ ッん・・しかぁ」

「...なんだ?」


ナルトのナカにシカマルの指が三本余裕をもって抜き差しが出来るほどになってもシカマルは次の過程にすすまずにいた。


「・・・はゃく ィれて・・・」


顔を紅くしてのお願いにシカマルはにっこりと笑いながら頷いた。


「...わかった。 力ぬいとけよ?」

「はぃ・・・」

言葉と共に、シカマルはゆるるとナルトの中へと入れていく。途中でシカマルはナルトの様子を伺うも、シカマル自身がナルトに盛った薬のおかげかナルトの顔に苦痛の表情はなかった。

「っん」

ナルトは自身の中を侵食するものに、身体を心を振るわせた。

「気持ち良いか?」
「はい。」



そこからは、頭が何も考えられなくなるくらいの快楽。




「・・・しかぁ」
「なるッ」












「・・・・・っ」

ナルトは、不意に目が覚めた。そして、身体を起こそうとしたが、出来なかった。
ナルトの隣で、正確にはシカマルがナルトを抱き締めていたからで。シカマルの顔はすごく穏やかだった。


「ぁ、目ぇ覚めたか?」
「はい」
「ごめん。」
「ぇ?」
「いろいろと。」
「良いんです。」

そう言うナルトの目は穏やかで、シカマルはそれを眩しそうに見る。

「シカマルは、いつも淡白すぎです。」
「そんなことねぇよ。」


そう言って、シカマルは苦笑した。


いつも、ナルトのこととなると見境がなくなるのだから。
それが、ナルトにいつ見放されるかわからないと内心で毒づいた。


「私にはシカマルしかいないんです。」







そう言って、二人は笑いながら         た。





end

はい、いったいどれだけの時間が過ぎたでしょうか。
もう、これを書くのはすごく精神力を使いました。何故って?やはり、裏的シーンは私如きでは上手くかけないからです。
それでも、書きました。時間がかかり申し訳ないですが。そうそう、最後の空白は、好きなものを入れて楽しんでください。最後までやっていないのは見逃してください。これが私の限界です。ほんとうに、「なんだよ、これからだろ?」と思われるでしょうが。

さて、これにて、この企画も一応の終止符という事で。
一応、ノマシカ編の続編が近いうちにUPできるように頑張りたいと思っています。



ハルヒ様、まだ待っておられるとは思っていませんが、もし読んでくださったのなら幸いです。

此れからも、こんな駄目管理人ですが、見ていってくだされば嬉しい限りです。







ハルヒ様のみお持ち帰りできます。










SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送